ベランダFRP防水のメンテナンスを行います。
本日はあやめ池で外壁塗装を行った住宅でベランダのメンテナンスを行います。
ベランダの防水層はFRP防水と言うタイプでサイディングの住宅で多いタイプです。
本日行う防水層のメンテナンスとは防水層がまだある程度綺麗な状態であり、今の内に防水層保護塗料を塗り直し耐久性を保ち綺麗にするメンテナンスです。
防水層保護塗料が先に劣化やダメージを受け、剥がれたり削れて行く事で下地の防水層にまでダメージが届きます。
長期間放置して下地のFRP層で劣化の症状が出るのと、トップコートが劣化した段階でメンテナンスを行うのでは工事にかかる費用も変わって来ます。
トップコートは塗布してから5年〜8年の間でメンテナンスして頂くのが理想的です。
作業の様子をご覧下さい。
施工をさせて頂くベランダです。
防水層の状態も良くメンテナンスを行えば劣化の進行を抑えて綺麗で健康な防水層を維持して行けます。
このメンテナンス作業を行う際に一番重要な作業は下地の処理です。
ゴミや汚れを丁寧に除去し、塗布するトップコートを如何に正確に密着させるかがポイントです。
どちらかと言えば下地処理をきちんと行うと後は塗るだけです。
ペーパーでゴミや汚れを除去出来たらシンナーで防水層を拭き取りします。
アセトンは揮発性が高く拭き取った直後から乾いて行き作業性が良いシンナーです。
脱脂効果も有りアセトンで綺麗に拭き上げる事で余計な油分ゃ汚れが取れてトップコートの密着性が格段に上げます。
下地処理を完璧に終えて最後に改修用プライマーを塗布します。
リメイクプライマーは改修、メンテナンスの際に旧塗膜にがっちりと食い付きトップコートとの密着性抜群です。
リメイクプライマー塗布です。
ここまで行えば完璧です。
塗り残しが無いようにしっかり塗り伸ばします。
プライマー塗布後は1日良く乾かしてからトップコートを塗布して仕上がりになります。
本日の作業は以上で後はしっかり乾燥後に作業を行います。
以上ご覧頂きありがとうございました。
2020.06.18